26.磁器と陶器はどう違うの?

磁器と陶器はどう違うの? 九州陶磁文化館

◇私たちは陶器の花びんや磁器の皿などをふだん何げなく使っています。このような陶器や磁器にはどのような違いがあるのでしょうか?九州陶磁文化館の展示室の最初のところに「やきものの分類」という展示コーナーがあり、土器、陶器、炻器、磁器の四つに分けて、それぞれの作る時の条件や見分けかたを説明しています。

 
  土 器 陶 器 炻 器 磁 器
つくるときの
条件  
素地の原料 有色粘土 有色粘土 有色粘土 白色粘土-長石-珪石、
陶石
釉 薬 な し あ り な し
または
あ り
あ り
焼成温度 800℃前後 1000~
1300℃
1200~
1300℃
1300~
1400℃
見分けかた    素地の色 有 色 有 色 有 色 白 色
素地の透光性 な し な し な し あ り
素地の吸水性 あ り あ り な し な し
 たたいた時の音  にぶい音 にごった音 かたい音 すんだ金属音

◇このほか、化学薬品に強いものなど、特殊な性質や特色をもった焼き物がたくさんあり、ナイフや包丁や自動車のエンジンまで、いろいろなものに利用されています。
◇佐賀県立九州陶磁文化館は1980年(昭和55)に開館した焼き物専門の美術館です。
◇この館のしごとは大きく四つあります。
○四つの展示室を使った展示活動
○焼き物と焼き物に関する資料を集める収集活動
○焼き物の歴史や産業との関わりなどを調べる調査研究活動
○講演会、映写会、陶芸教室などの教育普及活動
◇また館の中には、焼き物を大切にしまっておく収蔵庫、焼き物の形をつくるロクロ室などの陶芸教室、講堂などがあります。常設展示室には101点の古伊万里(蒲原コレクション)があり、見学者の目をひいています。(※古伊万里の展示数は1989年9月1日時点)

(宇治 章)

 

 

 

 

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