400年という時間

 3年後には有田焼創業400年を迎えます。伝統産業とよぶにふさわしい年月でしょう。しかし、途方もない時間かというとそうでもありません。

 義理の祖母は今年106歳を迎えます。義理の祖父も100歳越えでしたので。一時、義理の祖父母夫婦は合わせて200歳でした。ちなみに私の母方の祖母も105歳を迎えます。これだけ身近にいると、100歳という年齢がそれほど珍しくなくなってきます。100年生きる人にとっては400年なんて、人の一生の4回分の長さです。この世に生まれ変わりということがあるのであれば、三度生まれ変わって全うしたぐらいの長さです。

 確かに有田焼は伝統産業であることには間違いありませんが、まだまだそれだけを売りにして産業として老け込むには早いような気がします。産業の平均寿命がどの程度なのかわかりませんが、伝統の思い出に浸って、自慢話をしながら余生を送るにはまだ早すぎます。もうひと華、ふた華咲かせて、再び華やかな時代を迎えなければいけないように思います。

 今回もとりとめのない話になりました(野)。

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