マニラの発掘計画、幻に・・

 年末にフィリピン国立博物館に申請を行っていたマニラの日本町の発掘調査ですが、今回は許可が下りませんでした。夏にもう一度申請する予定です。発掘の許可の代わりにマニラの出土陶磁器の調査の許可は下りましたので、2月21日から3月2日にかけて、国立博物館の収蔵庫で調査をすることができました。その結果、60数点の有田焼の陶片を発見しました。
 これまでに発見されていない種類のものも含まれており、有田焼の海外輸出の実態を知る上で大きな成果でした。

 また、今回は有田焼の海外輸出に関する番組制作のため、NHK佐賀の撮影クルーも同行していました。当初は発掘調査を撮影する予定でしたが、発掘許可が下りなかったため、収蔵庫の調査風景を撮影することになっていました。
 しかし、その撮影許可もなかなか下りず、すったもんだの挙句、彼らに許可が下りたのは、交渉7日目、帰国前日のことでした。

 交渉期間中、国立博物館内の撮影許可が最終的に下りなかった場合のことを考えて、予定にはなかったセブ島の撮影旅行(日帰り!)の日程も組まれました。私にとっては旧知の友人とも会える機会となったのですが、夜中の午前3時にマニラのホテルを出発して、セブで1日中撮影に付き合って深夜12時にマニラに戻る旅行はしんどいものでした。でも、マニラで撮影交渉が難航している彼らを見ていると、付き合わないわけにはいきませんでした。有田が元気になるよい番組になればと思います(野)。

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