出張中

 先日(村)氏のブログにも書かれていましたが、千代田区立日比谷図書文化館で開催されている特別展「徳川将軍家の器」に、有田町教育委員会所蔵の130点余の陶片を貸し出しています。
 その他にもいろいろな所へ貸出を行っています。

 常設しているものを貸し出すことはあまりないのですが、今回こちらの藁荷を貸し出しましたのでご紹介いたします。 

 藁荷は、福岡県芦屋町の「芦屋歴史の里(歴史民俗資料館)」にて開催されている、特別展「未踏の地なし 旅行(たびゆき)商人」展に展示のため、当館から出張しています。実は、芦屋歴史の里(歴史民俗資料館)からは、当館が行った一昨年度(平成22年度)の企画展「海揚りの肥前陶磁~海に残された有田焼」展の折、エントランスに展示した和船の模型や、芦屋沖の海底から引き揚げられた有田焼などの資料をお借りしており、今回、芦屋歴史の里の企画展に際しては当館から藁荷や陶片などをお貸ししたところです。
 18世紀に入り海外貿易が下火になる中、有田焼は国内市場向けの生産にシフトします。これらの焼き物は、全国的に活躍した筑前商人や江戸通いを行った紀州商人など、伊万里津に来航した多くの商人の手によって、船で全国へと運ばれていきました。この筑前商人の本拠地の一つが福岡県芦屋で、彼らについての企画展が「未踏の地なし 旅行(たびゆき)商人」展です。

会期は1月16日から4月14日まで(入館料:大人200円)

 有田以外の場所で展示されている「有田」のものを見ると、何だか新鮮な気持ちになります。足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

 ということで、当館の常設展示の「藁荷」は、4月まで出張中です。現物はありませんので、どうぞご了承ください。(永)

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