コピー商品

私は1998年から2002年にかけて、カンボジアのアンコール遺跡群のタニ窯というクメール陶器の窯跡の発掘調査を行っていました。カンボジア国内では初めての窯跡発掘調査でした。その際、シェムリアップの市場によく出かけたものです。

今回の写真は、他のブログでも紹介したことがあるものですが、そのシェムリアップの市場で見つけた「National ナショナル」の模倣のいろいろなパターンです。どれも14インチ型のテレビの包装段ボール箱のようですが、そのブランド名はNationnal(nが一つ多いです。)、Natonnal(iがなく、nが一つ多いです。)、Natiional(iが多いです。)などさまざまです。怪しげな偽物のパッケージを3種類もつくる必要があるのか疑問ですが、その他にもsonny(ソニーsonyのことか)、Asahi(背景には旭日のデザイン)、JAPAN(そのままです。)など日本を思わせるブランド名が当時は数多くありました。もちろん知的財産権の侵害であることは確かですが、それでもあやかって真似される内が華なのかもしれません。

あやかると言えば、100円ショップで「有田の風」(有田風という意味でしょうか)と書かれたシールが貼られている焼き物を見かけることがあります。およそ有田で焼いたものとは思えませんが、有田焼の高級なイメージにあやかったものでしょう。イメージ低下につながりかねず、あやかられる内が華と笑えないかもしれませんが、あやかられなくなったら寂しいものでもあります。

さて、10年ほどカンボジアから遠ざかっていますが、今のシェムリアップの市場ではどの国のコピー商品が売られているでしょうか。(野)

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれもシェムリアップの市場にて

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