有田皿山遠景

皿山シリーズの最後にご紹介しますのは「有田町歴史民俗資料館叢書 有田皿山遠景」です。 

この本は‘有田の語り部’といわれていた池田忠一さんの懐古談を、中島浩氣さん作の『肥前陶磁史考』を背景に、元有田町歴史民俗資料館館長森田一雄さんが構成したものになります。明治・大正・昭和の有田でおきた出来事、名工と呼ばれた職人さん、窯焼きの妻や母、有田が誇る偉人などについて、97項目の事柄を分かりやすい文章で語っています。「あ~、そん話は聞いたことあるばい!」「こん人会ったことあるばい!!」と感想を話してくれた方もいらっしゃいました。

思えば、私が編集に参加した2冊目の本になります。1冊目は図録でしたので、「読み物」としての編集は初めての体験でした。それまで漠然と文章を書くのだけが大変だと思っていましたが、それを「本」という体裁に整えるのもまた大変なのだと、しっかりと身にしみて思い知ることになった1冊です。(本の索引は便利ですが、作るのがこんなに面倒だったとは…)

このとき名文を書かれる元館長の教えを受けたはずですが、私の文章はいまいちパッとせず、このブログもなんとかひねり出して書いている次第です。発展途上の様子をどうぞ末永く見守って下さい。(永)

値段:1800円

サイズ: 四六判(127×188cm)

販売場所:有田町歴史民俗資料館東館 有田陶磁美術館

Share on Facebook
Bookmark this on Yahoo Bookmark

コメントは受け付けていません。